小西祐矢
「隣のミステリー」
文化の家2階

・作品概要

思考をする時、我々はそれぞれの言語で考えている。言葉は思考の後から、それらしいものがあてがわれる。葉が万能でない以上思考と言語には少々の齟齬がつきものである。ましてそれが他人の言葉であれば、その意味との乖離は計り知れない。にもかかわらず、お互いの言葉は似ている部分もある。そのせいで、齟齬は見えにくくなる。しかし同時に、似ているからこそ、推理し、考察することでその距離を縮められる。

・作品制作年

2022年

・作品サイズ

可変

・素材

映像、ミクスドメディア

・作者プロフィール

愛知県立芸術大学大学院美術研究科美術専攻デザイン領域修了。エキシビションの持つ空間性や媒体としての特徴に着目し、場を生かした体験としての表現を行ってきた。現在は、強いインパクトとエンターテイメント性を持つ驚異の存在(神や怪物、超人など)を用いた表現について研究し、物語と組み合わせたその表現の可能性を探求している。

コメントを残す