・作品概要
この作品を作るきっかけは95歳で旅立った天国の母に、龍から出る無数のシャボン玉で、今私は地上で生きているよ!とメッセージを送りたいという思いからでした。龍は違う世界を繋いでくれる架け橋のように感じたからです。
体の1段目は春を感じ気持ちを明るくさせる桜を、2段目は架け橋となる虹を、3段目は命やアイデアの源泉をイメージした水の紋様を表現しました。
全長7m、10人が並び、それぞれが頭や体や尾を手に、心を合わせてシャボン玉を飛ばすと龍が現れ、虹が繋がり、沢山のシャボン玉がキラキラ空に舞い上がり、虹の架け橋が生まれます。
ひとりひとりの存在が本当に大切であること、またご自身も架け橋であることをデザインしました。
・作品制作年
2022年
・作品サイズ
7m
・素材
ステンレス線、アルミニウム線、カラー紐など
・作者プロフィール
1987年愛知県立芸術大学美術学部美術学科デザイン専攻卒業、卒業制作は桑原賞
卒業後は東京にて、デザイン事務所勤務
小学館「幼児と保育」やNHK 「おしゃれ工房」などに身近な素材を使った造形アイデアやワイヤーアート造形アイデアなど寄稿
安城市堀内公園メインゲートの基本デザインに携わる
2013年から「ワイヤーアート de シャボン玉!」の創作とワークショップ活動
現在は金城学院大学環境デザイン学科 非常勤講師
針金を使いオリジナルな世界を作り上げる創作活動と、ひとりひとりがアイデアを発想し自分だけの作品を作るワークショップを広めています。
ワークショップではこれまで3歳〜96歳の4,500人以上の方々に、ワイヤーアートを体験いただきました。
作り遊ぶ楽しさを広げ、発見、笑い、感動につながることを願いながら活動しています。